2007年 09月 21日 ( 1 )

マリーザ・モンチ 基本情報 Informação geral

Biografía de Marisa 
マリーザのバイオグラフィー その⑤
デビューアルバム「MM」そしてドラマ挿入曲

e0123972_4455124.jpg


 ジャズマニアで成功を収めたマリーザのコンサートから一年が経った頃、ブラジルのTV局Mancheteから巷で噂のマリーザのコンサート映像が欲しいという要請を受けて、マリーザ歌手デビューの発起人ともいえるLula とNelson mottaは当時若手では屈指の才能を持つ映画監督、Waltaer Salles(代表作はベルリン映画祭で銀の熊賞を受賞したセントラル・ステーション、モーターサイクルダイアリーなど。マリーザはワルターとは個人的には知り合ってはいないそうです)に撮影を依頼します。
e0123972_4465635.jpg

 ネルソン達は映像を作ってもらう上でのテレビ局からの条件、「映画の様な映像にして欲しい」を考慮し、当時からその突出した才能で注目を集めていたWalterを監督に起用することにしたようです。同時にその音声録音の方をマリーザのデビューアルバムにしようと思い立ったネルソンはレコード会社Emi-Odeonに録音を委託します。
e0123972_4473382.jpg

「当時の私は産業的なビジョンは持っておらず、諸々のやりくりはネルソンが請け負っていました」
マリーザはこのコンサート映像収録並びに録音については金銭的な利益などはまったく要求しなかったそうです。
 それから間もなく映像収録と録音は無事に終了し、録音がリタッチされてアルバム「MM」が完成したのでした。
e0123972_448556.jpg

 ネルソンはこのマリーザの異色のライブ版デビューアルバム「MM」の宣伝も兼ねるつもりで、ブラジルでは音楽を売る最もメジャーな手段のひとつであるソープオペラの挿入歌としてマリーザの歌を使ってもらおうと、ブラジル最大のテレビ局であるGloboのMariozinho Rocha氏に依頼します。
 ネルソンが提供した曲はイタリアの人気歌手Pino Danieleの歌「E po che fá」をポルトガル語歌詞に変えた「Bem que se quis」でした。   
こちらでPino Danieleのオリジナルが視聴できます

 そしてその頃女優のLucia Verissimoが、当時自らが出演することになっていたGlobo放送のソープオペラの自分の配役に適した歌を探しており、歌手のMarina Limaに曲を提供してもらうよう依頼していました。しかしその時マリーナの手元にはそのルシアの依頼にふさわしい曲が無く、自分の代わりにネルソンとマリーザに請け負ってもらうように頼みます。
 そしてマリーザの歌う「Bem qui se quis」が当時夜8時からの放送だったGloboのソープオペラ、「O salvador da Pátria」の挿入曲として流れることになったのでした。それはマリーザのデビューアルバム「MM」がブラジル内のレコード店に置かれる一ヶ月前の事です。
e0123972_7321544.jpg

By Mari Yamazaki
[PR]
by marisamontejp | 2007-09-21 04:52 | Biografia de Marisa