2007年 10月 10日 ( 1 )

リオ最大のファヴェーラでショウ開催

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 10日ほど前のニュースになりますが、9月30日、マリーザがリオ市北部の、数あるファヴェーラスの中でも麻薬密売の巣窟としては最大級で治安的見地でも特に危険で有名な「Complexo do Alemão」において、なんとUniverso Particularのショウを開催しました。
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 これはブラジルのファヴェーラスを拠点とした諸問題を音楽の影響力で緩和させようという意図で動いている文化団体「Conexões Urbanas」というイベントへの参加で、マリーザだけでなくAfroreggaeやFank系の地元で支持されているグループもいくつか参加。
 そしてピンクに黒い刺繍のついた衣装を纏ったマリーザが9名のミュージシャンを率いて登場、「今晩あなたたちに私の歌を聞いてもらえてとても光栄です」という一言を皮切りにブラジル国内及び世界で披露したのとほぼ同じプログラムをこなし、約2000名の聴衆がほとんど生で聞くことも無かったマリーザの生の声に酔いしれたそうです。
意外なのはこのイベントのオーガナイザーの発言。
「こういう場所に暮らす人達は皆アフロへギやファンキばっかり聞いてて、マリーザ・モンチのようなソフィスティケートされたミュージシャンのことはあんまり知らない。だから今日はマリーザという普段とは別ジャンルのブラジル文化を知る良い機会になる」
 なるほど・・・ TVのインタビューでは「マリーザのCDは全部持ってるわ!」という女の子もいましたが、ファべーラスの中では少数派ということかもしれません。マリーザはもうブラジル全土老若男女全てにその名を轟かせていると思っていたので、これはちょっと意外な事実です。
 ちなみにショウのナンバーの中で「Universo ao meu redor」を歌う時、マリーザはこのように歌詞を変えて聴衆に彼女の好意をアピールしたそうです。
"Eu já não me sinto só / Tão só, tão só / Com o Complexo ao meu redor". 「もう寂しくない、私の周りにコンプレクソ(ド・アレマウ)があるから」。
 これでそれまでマリーザを良く知らなかったコンプレクソの人達の心も鷲づかみ。

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このコンサートの様子は来年発売を予定しているUniverso ParticularのDVDの中に収録されるそうです。確かにUniversoという果てしないテーマとコンセプトの中には含まれてしかりのブラジルでのワンシーンかもしれません。

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by marisamontejp | 2007-10-10 06:22 | Novidades