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マリーザのファッションセンス考察 その①

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 先月発売されたVanity Fair誌のブラジル特集で、こんな写真が載っておりました。
 撮影はカメラ界の大御所、Mario Testino.
バリバリのメークでマリーザが身にまとっているのはEmilio Pucciの今シーズンの服。
椅子にはBebel Gilbertoも座っています。
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 マリーザは本来メジャーなブランドなどに特別な興味を持っておらず、どちらかといえば何年も前から度々同じ服でインタビュー撮影されていたり、お気に入りの服があればとことん着続けるという、表面的な流行には流されない性質。服とアクセサリーやバックの組み合わせも、他の人にはマネできない「マリーザ流」のスタイルが定着しています。
 なので、このPucciのゴージャスドレスには一瞬「え?」と目を見張ってしまいました。
自己主張の強いブランドプロダクトの服はやはりマリーザの持っているナチュラルさと不調和音を醸してしまうということでしょうか。
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 いろんな写真を見ておりますと、自分が選んだ服と、そうでない服の差がはっきりと分かってしまいます。
 175センチの長身で長い手足の彼女はブランド物もそれなりに着こなしてしまうのでしょうけれど、私的にはやはり彼女の感性で自分用に見繕ったコーディネートがマリーザらしくてやはりいいなあ、と思ってしまいます。
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 ここに彼女がデビューして間もないころに雑誌に掲載された、彼女のファッション感に関するインタビューがあるので載せておきます。

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上から順に:

あなた流のスタイルとは?
M:個性的なもの。人にマネされないような。
靴は?
M:いつもかかとの太いものを穿きます。
スタイリストはいますか?
M:いません。自分で着る服は選びます。外に買いに行くのも私自信です。
好きな色は?
M:ボルドー色。
好きなデザイナーは?
M:Rita Martinho,Marcel Olinbo
メークについては?
M:口紅は赤、ステージで使うファンデーションはマックスファクター
家での服装は?
M:シャツにコットンのパンツです。
ブラウスにスカート、ストッキング。色は白、黒、グレー、またはボルドー系です。
ステージでの衣装については?
M:シルエットが長く見えるもの。途中でラインが切れないもの。
ファッションに対する姿勢は?
M:人に対して中を注ぐこと。
あなたのファッションリーダーは?
M:母です。
ファッションで許せないものは?
M:無作法なもの
あなたが男性でエレガントだと思うのは誰?
M:パウリーニョ・ダ・ヴィオラ(サンバ歌手)
あなたが女性でエレガントだと思うのは誰?
M:フェルナンダ・ジ・モンテネグロ(女優)
逆にファッションセンスが悪いと思う人は?
M:そんなこと言えません
あなたにとってエレガントであるということは・・・・?
M:その人に適応した雰囲気が醸せていること、その人自信
その逆は?
M:自分の心を聞かず、自分の個性を失うこと

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以上、マリーザが20歳前後の時の意見です。
今もたぶんほとんど彼女の中ではファッションに対するコンセプト、代わっていないのではないでしょうか。

By Mari Yamazaki
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by marisamontejp | 2007-09-22 21:56 | Marisa

マリーザ・モンチ 基本情報 Informação geral

Biografía de Marisa 
マリーザのバイオグラフィー その⑤
デビューアルバム「MM」そしてドラマ挿入曲

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 ジャズマニアで成功を収めたマリーザのコンサートから一年が経った頃、ブラジルのTV局Mancheteから巷で噂のマリーザのコンサート映像が欲しいという要請を受けて、マリーザ歌手デビューの発起人ともいえるLula とNelson mottaは当時若手では屈指の才能を持つ映画監督、Waltaer Salles(代表作はベルリン映画祭で銀の熊賞を受賞したセントラル・ステーション、モーターサイクルダイアリーなど。マリーザはワルターとは個人的には知り合ってはいないそうです)に撮影を依頼します。
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 ネルソン達は映像を作ってもらう上でのテレビ局からの条件、「映画の様な映像にして欲しい」を考慮し、当時からその突出した才能で注目を集めていたWalterを監督に起用することにしたようです。同時にその音声録音の方をマリーザのデビューアルバムにしようと思い立ったネルソンはレコード会社Emi-Odeonに録音を委託します。
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「当時の私は産業的なビジョンは持っておらず、諸々のやりくりはネルソンが請け負っていました」
マリーザはこのコンサート映像収録並びに録音については金銭的な利益などはまったく要求しなかったそうです。
 それから間もなく映像収録と録音は無事に終了し、録音がリタッチされてアルバム「MM」が完成したのでした。
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 ネルソンはこのマリーザの異色のライブ版デビューアルバム「MM」の宣伝も兼ねるつもりで、ブラジルでは音楽を売る最もメジャーな手段のひとつであるソープオペラの挿入歌としてマリーザの歌を使ってもらおうと、ブラジル最大のテレビ局であるGloboのMariozinho Rocha氏に依頼します。
 ネルソンが提供した曲はイタリアの人気歌手Pino Danieleの歌「E po che fá」をポルトガル語歌詞に変えた「Bem que se quis」でした。   
こちらでPino Danieleのオリジナルが視聴できます

 そしてその頃女優のLucia Verissimoが、当時自らが出演することになっていたGlobo放送のソープオペラの自分の配役に適した歌を探しており、歌手のMarina Limaに曲を提供してもらうよう依頼していました。しかしその時マリーナの手元にはそのルシアの依頼にふさわしい曲が無く、自分の代わりにネルソンとマリーザに請け負ってもらうように頼みます。
 そしてマリーザの歌う「Bem qui se quis」が当時夜8時からの放送だったGloboのソープオペラ、「O salvador da Pátria」の挿入曲として流れることになったのでした。それはマリーザのデビューアルバム「MM」がブラジル内のレコード店に置かれる一ヶ月前の事です。
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By Mari Yamazaki
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by marisamontejp | 2007-09-21 04:52 | Biografia de Marisa